Lyrics of adamas-web

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よだかのそら

まるでないような 1日の扉を 開けたら
繋がんない 糸の上を渡るだけさ

どうしてだい? 探しても みつかんないのは
追いつけない 

歩いてく 生温い春の風が通り過ぎては
思い出す その声は 遠い

近づきたい 夜明け前 青に沈んで
触れていたい 

ぼくらは 余りに多くのことばかり望むから
星がまたひとつまたたいて消えた
ことにすら 気付かない

ぼくらは 余りに遠くの空ばかり見てるから
鳥がまたひとりはばたいていった
ことにすら 気付かない

繋いでいたい このまま 消えていかないで
こうしていたい 
-FLY

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Scape goat

世界が終わると思っていたその日
白ヤギさんがポストに入れた朝
最後の力で封を切り 目が覚めた
太陽は優しく 光は愛おしく

上がる心拍数が日々を変えてゆく
遠い国の君と会うために
夜毎街に ただ照らされて 色を変える
この空の行方は 届かない便りは

食べないで この悲しみを知って
いつになく涙もろい 私を見ていて
影が風に揺れる

約束も無い毎日を重ねては
誰にも言えない 記憶にむせかえる
放たれる日を ただじっと待つなんて 終わりにしよう

彼女は恋について悩んでる 鏡の中に
X’masまでのカレンダー 気に入らない ヘア・スタイル
彼は友情を矛に 助けを求めてばかり
いつしか愛情を盾に 流されてく 悪循環に

君は何を望むかな?
ドアの向こう側 隠れないで 

今日の為の歌 届くかな 届くかな

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新世界

想像の未来を なぞってみてる 
君が描いている 空は何色?
さんざん走ってまちくたびれて 問いかけられた声忘れてく
やっと見つけた気がした答え 打ち込む前にもつれて沈む 夜に

行くあてのない 心だけ 描いて描いて重ねては 届けようか
なぞっただけの 答えかき消して
知るはずのない 明日にそう 向かって向かってねぇ向かって いくだけだよ
わたしにだけ そう 呟いて


想像の昨日を 辿ってみてる
君の覚えている 空は何色?
さんざん探して見つからなくて カバンの中も覗いたけれど
どこにもないって気付いた後に 見上げた星がきらりと笑う 彼方に

行く先もそう 知らないまま 前に前にただ前に 押し出される
流されぬよに 波をかき分けて
知るはずのない 明日にそう 向かって向かってねぇ向かって いくだけなら
このままではいられない

知ったような顔をして 言葉の海 飲みこまれる前に
24時の階段登って 会いに いま会いに いきたい

行くあてのない 心だけ 描いて描いて重ねては 届けようか
なぞっただけの 答えかき消して

知るはずのない 明日にそう 向かって向かってねぇ向かって いくだけだよ
わたしにだけ そう 呟いて

散々走ってまちくたびれて 見上げた空がきらりと笑う

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その先に

「おはようからおやすみまで、ともにしたい」
なんて 欲深い 僕をまるで天使みたいな笑顔で

君は笑う
言葉はねぇ 罪ですか?
優しさよりも
ならば ねぇ いま
罪深く ふれていたい
生まれたてのまま


「さよならからまたねまで、通り過ぎるだけさ」
つぶやいた 僕を 引き止めるような
強く強く 細い声で

君は歌う
約束は いつかまた
忘れた頃に
だから ねぇ いま
そばにいて 見えるよに
生まれ続けるなら

ずっと探し続けてた 誰かに今日は会えますか?

ずっと待ちこがれてた あなたと明日はいられますか?

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ability

目が覚めて そこにいたのは影法師
縫い合わせても 飛べないの もう
呪文を忘れた 魔法使いは ひとり
今も届かない あの空を見てる

いつかは砂漠になるのなら この痛みは何の為
いつかはあの闇にかえるなら その温度は誰の為?

出来損ないと笑っても 何を誇るのだろう
誰よりも時間のかかる 不完全さを 翻して

今までの すべてをしまいこんで
手に入れたい 明日などないでしょう?

失う怖さで守ってた サインにも気付かずに
いつかは束の間に過ぎ去って 大事なこと忘れてく 

出来やしないと嘆いても 何を願うのだろう
理想の像 枷に連れ戻す 不完全さで 確かめたい


いつかは砂漠になるのなら この痛みは何の為
いつかは束の間に過ぎ去って 大事なこと忘れてく 早く気付かなきゃ 

出来損ないと笑っても 何を誇るのだろう
誰よりも時間のかかる 不完全さを 翻して

出来やしないと嘆いても 何を願うのだろう
理想の像 枷に連れ戻す 不完全さで 確かめたい

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STATION PHANTOM

朝霧のように 淡い夢抱いて泣いている
過ぎ去ってゆくの 変わらない今日を 繰り返して やりすごして
揺らいではいつかふいに のまれそうな声に 気付いて

STATION PHANTOM
誰も気付かない
STATION PHANTOM
つれていってよ
誰も届かない
その向こうまで こわくはないよ

つま先で立って 見渡す未来を眺めている
気まぐれにふいた 風の歌うその声に 君の名を聞いた

STATION PHANTOM
誰も気付かない
STATION PHANTOM
すべて塗り替えて
世界を変えて
その向こうまで 手を伸ばして

ずっと探してる答えは 無いよ

STATION PHANTOM
誰も気付かない
STATION PHANTOM
つれていってよ
誰も届かない
その向こうまで、こわくはないよ

STATION PHANTOM
誰も気付かない ここにいるのに
STATION PHANTOM
すべて塗り替えて
世界を変えて その向こうまで

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Wonder World Ballad

生まれる前から 知ってたこと
誰の言葉も借りずに佇む
あい を知らない 私はからっぽ
昨日の続きをただ抱いている それだけ

夢見る私は あなたと出会って
いくつも不思議な扉を開いた
恋と呼ばれる 心を知ったら
明日のあなたも ほら 欲しくなって

ねえ ここにきて
このWonderWorld
歩いていこう
このWonderWorld

鏡写しのあなたとわたし
向き合うばかりじゃ 手も繋げない
どこへもいけるよ 向いたほうが
前になる 道になる
そうだよ

どんどん 近づいていく
どんどん 知っていく
だんだん わからなくなって
また 離れていく
だけど 導かれて
きっと 許していく
そう 築いていく

もうこわくない 
このWonderWorld
目をそらさない
このWonderWorld

生まれる前から知ってたこと
誰も言葉も借りずに佇む
あい と名付けた わたしのこころと 
昨日の続きをただ抱いている
それだけ

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Photo by acco